業界の異端児かも知れません。
保険代理店業界には「自分のお客様は自分自身が守り抜く」と考える一匹狼的な感覚の人が多く、
お客様の情報を1人で抱え込んでしまいがちです。
しかも収入が出来高制中心のため、会社への帰属意識が高くありません。
そうなると、仮にその保険担当者が何らかの事情で動けなくなった場合、
お客様は誰がお守りするのでしょうか。このような業界の状況に危機感を抱き、
個人でお客様を守るのではなく、
会社としてしっかり守り抜こうという考えに至りました。
そこに私がR&Cで取り組んでいる事業スタイルの原点があります。
組織には人のような寿命が存在しません。
さらには1人の提案よりも、精鋭が集うチームで意見を交わしたうえでの提案のほうが、
お客様にもより納得して頂けるでしょう。
Be Collective, Be Professionalという企業理念には、
そんな想いが集約されています。
一般的に保険代理店は保険メーカーの商品を販売しますから、
誰から購入しても基本的には同じです。
すると保険代理店は取扱商品の種類を増やそうとするため、
ますます差別化が図れなくなっているという現状があります。
そうした中、R&Cではここ5年ほどの間に様々な独自サービスを生み出してきました。
たとえば性的マイノリティーの方々向けのサービス、
パートナー共済はR&Cの独自開発ですから当社しか扱えません。
そうした積み重ねが当社の優位性を高め、
大きな差別化につながっています。
いま私が研究しているのは、メタバースでのアプローチであり、
そのマーケットは格段に大きく、
病気やケガで動けない人への新たな雇用を生み出すこともできます。
高い人間性が発揮できる未来へ
今後は加速度的にテクノロジーが進化を遂げ、
保険業界でもAI搭載ロボットが数千の商品からお客様に最適なものを選ぶ時代が到来するでしょう。
しかしお客様自身が気づいていない価値観や将来設計をアドバイスできるのは、
やはり経験豊富な人材に他なりません。
医療の世界ではオンライン診療が広まりつつありますが、
保険業界でも人材とテクノロジーとがタッグを組んだアプローチはこれからの主流となるはずです。
そのマーケットでは、病気やケガで動けない人への新たな雇用を生み出すこともできると私は考えています。
社員全員が年収1千万円プレーヤーとなり、
様々な経験を重ねて自身の質を高め、誰からも信頼される人材へと成長してほしい。
これが今の私の目標です。
これから入社される皆さんも、自分の役割に対して素直に向き合い、
組織の一員として目標達成にトライしてください。

1985年、京都府生まれ。
大学3年時にインターンとして保険のセールス業界へ。
大学4年時にはMDRTのCOT基準、社会人1年目でTOT基準をクリア。
2012年 R&C株式会社に入社。
2014年より2億の赤字を抱えた会社を引き継ぎ、
R&C株式会社の代表取締役に就任。
売上を伸ばし続け、コロナ禍で最高売上を達成。
一般社団法人保険乗合代理店協会の最年少理事や
一般社団法人日本企業地震保険協会の理事長も兼務している。